対馬昆虫採集記(4泊5日の旅) ①
2021年7月26日〜30日までの5日間、対馬へ昆虫採集に行ってきました。
世間では東京オリンピックの開催に沸き連日テレビ放送される中で、私はというと全く観戦せず昆虫採集に明け暮れていました 笑
今回の旅は、非常に多くの生物に出逢えた有意義な旅となり、書きたいことが沢山あるので数回に分けて採集記を書いていきます。
まずは、今回の旅の目的…
それは、下記の生物を採集することです。
1.ツシマカブリモドキ
2.キンオニクワガタ
3.ツシマヒラタクワガタ
4.離島アリ達
その他諸々採集したい個体はいますが、まずこの4種?は絶対に捕まえるべく生息してそうな場所を探して事前にGoogleマップと睨めっこを続けていました。
前日(2021-7-25)
大量の荷物を持ち夜行バスで福岡へ移動
(バナナトラップを仕込んでいた為、臭いが漏れないか心配でしたがジップロック3重で問題なかったです。)
1日目(2021-7-26)
朝8時頃に博多駅に到着
そこからフェリー乗り場へバスで移動
10時発のフェリー(きずな)に乗るため待合室へ。
フェリー乗り場は平日でも割と人が居ました。
林間学校かな?と思われる子供が多数
その後チケットを購入のうえ、いざフェリーへ乗船
今回は行きも帰りも2等指定席でゆったりと過ごしました。(旅行期間中でオリンピックを唯一観戦したのが船の中です 笑)
途中壱岐に寄りながら合計5時間弱の乗船の末に14時45分に対馬に到着です。
予約をしていた最寄りのレンタカー屋で車を借り、即目星を付けていた箇所へ移動です。
特に前情報もなく、いつも通りGoogleマップで良さそうな箇所を探して訪れました。
まずはツシマカブリモドキを捕まえるべくピットフォールトラップ(ベイトトラップ)を仕掛けて行きます。
生息してそうな箇所に到着し、ひたすらカップを埋めて行きます。どのような環境に暮らしているのか不明なため、なんとなく良さそうだなと思うところにはどんどん埋めていきます。
この日は合計3箇所に全部で30個近く埋めました。
その後バナナトラップを仕掛けるために白嶽方面へ移動。
バナナトラップを仕掛けた後、時計を見るとすでに12時近くとなっており、眠い目をこすりながらライトトラップを行うために良さそうなポイントへ移動。
しばらくすると…
オオミズアオが到来
その後、大量のトビイロケアリを中心に謎のガやノコギリカミキリ、クサアリ類が到来しましたが、クワガタやヒメダイコクコガネは到来しませんでした。
ライトのバッテリーが切れてしまったため初日は終了。
この日からテント暮らしがスタート
就寝するために、人が来なそうな場所にテントを設立。(別日撮影)
設立中、トラツグミの鳴き声があたりに不気味に響き渡るが、それ以上に初日の疲れが溜まっており直ぐに就寝。
翌日はバナナトラップを確認するために5時起きとなるが、すでに3時半を回っていました。